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「頑張ってるコを見ると応援したくなるんだよね」の “決めゼリフ” で、パッと見には「いい人」と思わせるのがこのタイプ。
彼らの “好みのタイプ” は「自分で学費を稼がなくてはならない女子大生」、シンガーソングライターになりたい!といった「夢を追いかけるフリーター(住まいが昭和なアパートだと尚よし)」、「仕事を掛け持ちして子供を養うシングルマザー」など、経済的な苦労をしつつ前向きに生きている女性たち。
本人としては「不倫がしたいわけじゃない、頑張っているコの支えになりたい」と、純潔めいたセリフを口にするが、彼らの言う「支え」の内容は「自分の小遣いから捻出できる程度のわずかなお金」「人生についての指導」「セックス」いう実にお粗末な3点セットである。
そんな彼らにとって「パパ活」という造語の誕生は、自分の下心を正当化するまたとない好機となっている。しかし、現実の彼らの「応援」「支え」は「その程度で一体、何を応援し、支えているつもりなのか?」と突っ込みどころ満載。むしろ正々堂々と「セックスしたいです!」と訴えたほうが、ゲスオとしてまだマシという気すらしてくる。
そんな、世の女性たちの満場一致な感想とは裏腹に、彼らは自分の行為を「人道的支援」「社会貢献」と思っている節があるので、ますますタチが悪い。
ちなみに、パパ活の“聖地”として知られる東京都・港区の麻布界隈に生息する「港区オジサン」に代表される「ガチ富裕層」はこのタイプに含まれない。ゲスオの中でも遊び慣れている彼らは、金払いがよく粘着質でもないため、例え不倫をしても夫婦関係や自分の社会的地位を危険にさらすようなことは避ける傾向にあるのだ。
なぜ、パパ活憧れタイプは「頑張ってるコ」が好きなのだろうか。
その根本を探ると「根深い学歴コンプレックス」や「出世や収入など会社からの待遇への不満」のほか、「外見コンプレックス」などが透けて見える。
もはやどうにも解消しようがないコンプレックスに加えて、妻にも自分を全肯定してもらえないという現実。そこから発生する劣等感の表れが、自分よりも立場の弱い女性との不倫願望である。その願望の根底にあるのは、社会的・経済的な弱者とされる属性の女性となら「俺も一目、置かれるはず」という屈折したスケベ根性なのだ。
そのため、自分よりも明らかにハイスペックな「自立したバリキャリ女性」を不倫相手に選ぶことはまず、ない。
自分よりもスペックが低いと「感じる」女性が、社会の荒波にもまれながら賢明に生き抜いている姿に純粋さ、もっといえば女神性を見出し恋心を芽生えさせる。
そして「彼女たちなら自分の真の価値を認めてくれるのではないか」と夢想するのだ。
クチでは「応援したい」などと言いつつも、自分の小遣いから捻出したお駄賃程度の援助で感謝されることや、誰も聞いてくれない“俺の人生指南”に耳を傾けてくれることを期待し、最終的にはセックスも、とかなり欲張り。
ひと言でまとめると「わずかな金銭で相手を経済的・精神的に支配したい」という、女性にとっては甚だ迷惑な欲求を抱いているのだ。
職場や飲食店で女性たちの身の上話を聞いているうちに、勝手に同情し「なんとかボクが心の支えになってあげたい、あわよくばセックスしたい」と考える。
「夢を応援したかっただけなんだ」
応援したいと言うクセに「そんな甘い考えじゃ社会で通用しないよ⁉」などと根拠のない脅しをかける。
90%
もともと恋愛慣れしているタイプではないため、狡猾に立ち回るスキルも持ち合わせていない。そのため不倫相手の特定は比較的、簡単な傾向がある。不倫をやめさせるためだけなら、探偵に調査を依頼するまでもないかもしれない。しかし、離婚を視野に入れているのであれば、養育費の確実な支払いのためにも、離婚調停の際に有利になる物的証拠を手にしておくのがおすすめ。
まれに、不倫相手に執着して「待ち伏せ」などのストーカーめいたことを「情熱」とすり替えて実行する可能性もある。しかし、根本的に「お小遣いの範囲内でおさまる程度」で「応援という名目でのセックスがしたい」という願望なので、財産も家族もなげうってまでその「頑張ってるコ」に自分を捧げる気概はない。
小遣いを減額するなどの経済的制裁と同時に、夫婦で話し合いをすることで大抵はおさまるはず。とはいえ、不倫をやめさせたとしても、原因となっているコンプレックスは解消されないままなので、ほとぼりが冷めた頃に再犯となる可能性も高い。
主な特徴、
・地下アイドルのように、好きなことなら報われない努力を続けられる頑張り屋さん
・メンヘラ、ヤンデレって、言われたことがある
・「パパ活している人は大切」って考えてるあたり、いろんな意味でヤバい
アキバで長らくメイドカフェを経営している社長に聞いた話だけれど、本当にこの手のおっさんに走る可愛いメンヘラメイドさんは多数実在する。ナゼ、キミたちは献身的なまでにうだつの上がらないおっさんと不倫してしまうのか?聞いたところで異世界のような言い分はあまり理解できないのだけれど、あと何年異世界で生きるつもりの?辛いけど早く現実に戻っておいで。リスカ禁止な。
<記事:Ozzy>
妻や彼女に対する最大の背信行為、不倫・浮気。しかし残念なことに、一定数の男はその愚を犯す。そしてこの世の女たちも、目の前の男に配偶者や彼女がいると知りながら関係を持つこともあるのが現実である。ゲスオ図鑑ではその生態を暴き、配偶者や彼氏がいるすべての女性が「もしも」の際にその生態や心理を読み解くことを目的とする。さらに独身女性にとっても、不誠実な関係を持ったばかりに人生を無駄にしないよう、参考にしていただくことを目指している。
誰かに恋をしたり、愛したり。そこには人の数だけドラマが生まれます。とはいえ、そのドラマは必ずしも素敵なもの、とは限りません。出会って恋に落ち、結婚をした二人でも、別れを迎えることもある。恋が道ならぬモノであることも、少なくありません。
私たちを取り巻く「恋愛事情」や「夫婦の関係」は時代とともに、大きく様変わりしてきました。
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