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不倫の心理:夫の家柄・学歴は?腹黒女と不倫に落ちる、プライドの高いボクちゃんタイプ【ゲスオ10】

不倫の心理:夫の家柄・学歴は?腹黒女と不倫に落ちる、プライドの高いボクちゃんタイプ【ゲスオ10】

生態

バブル経済まっさかりの昭和末期。理想の男性像を表す「3高」という言葉が流行ったことをご存知だろうか。お若い方のために解説すると、あの時代の3高は「高身長、高学歴、高収入」の男性を意味していた。

覚えている限りずっと不景気だった平成を経て令和になった今、高収入の男性の激減とともにかつての3高を理想と掲げる女性も減少。そんな時代に華々しくゲスオとして活躍するのが「高学歴、高プライド、高慢」の三拍子を揃えた「令和版3高タイプ」である。

彼らのプロフィールはじつに華麗である。例えば、有名企業、老舗企業、地元の名士などの御曹司としてご生誕している。ご幼少のみぎりからお受験にいそしみ、中高一貫の私立中学にもちろん合格。勉学にスポーツにと華麗なプロフィールを誇るご学友たちと青春を謳歌しつつも、難関大学に現役合格。サークル活動にいそしむなどキャンパスライフをエンジョイしつつ、就職活動では有名企業から早々に内定をゲットあそばせる。

とはいえ、この新卒での就職はお父上に「社会を勉強してこい」と課せられた“武者修行”“丁稚奉公”という暗黙の了解ありきのご就職だったりする。勤務先もそれらの事情を熟知しているため2〜3年、そこそこの働きをして円満退職。そして、お父上の右腕として20代で常務、専務の肩書を授かるのである。

役員として入社するのとほぼ、同時期にお父上のセッティングによるお見合いで、良家の子女とゴールイン。20代半ばで人生ゲームをここまでコンプリートした男のプライドがどれほど高くなるかは、想像に難くない。

そんな彼らは、三十路を過ぎたころには、ご多聞にもれず不倫デビューを果たすことになる。なぜなら、世の中には華麗なるプロフィールを聞いただけで『太い実家を持つ、優良物件に違いない』と瞬時に判断し、猫なで声ですり寄っていく若い女が存在するからだ。「既婚者であっても希少物件ゆえ、中古でも構わないわ」という腹黒女子にはたまらない存在だ。「令和版3高タイプ」はお坊ちゃん育ちゆえ、清潔感も群を抜いており、振舞いもスマート。名店や名品にも精通しておりエスコート力もピカイチ。学生時代、合コンやサークル活動を通じてモテてきたので女の扱いにも長けている、となれば入れ食いである。

しかし、彼らは「プライドが高く、高慢」という一面も併せ持つ。そんな、ボクちゃんたちの不倫の言い訳は「妻が構ってくれないから」である。不倫を疑った妻に問い詰められて、不機嫌になるのは「妻がボクを怒らせるようなことをしたから」。妻に暴言を吐いたのは「妻がガミガミ言うから」。家に帰らないのは「居心地が悪いから」。そう、すべて妻のせいであり「自分以外の誰かが悪い=僕は悪くない」というロジックである。

不倫する原因

「令和版3高タイプ」は幼少期から、チヤホヤされて育つ。親に甘やかされ、先生に誉められ、友人からは一目置かれ、合コンでは学校名を言っただけで人気者になれる。このように育った過程でいつの間にか鉄壁のプライドが築かれているのだ。しかし、結婚して子供が産まれると、周囲からの眼差しは「坊ちゃん」から「お父さん」へとシフトしてくる。これまで頻繁に「ご出身大学は?」と聞かれ、答える度に称賛されていた質問項目も、気づけば「お子さんは、おいくつで?」に変化する。周囲の態度に寂しさを覚えていたときに、「すごーい♡」「素敵~♡」と、かつて飽きるほど聞いていた、懐かしの黄色い歓声をあげてくれる女子が現れた瞬間。ボクちゃんはすぐに陥落してしまうのだ。

不倫するきっかけ

ボクちゃんを構ってくれないから

浮気がバレたときに言いがち

「ボクのせいじゃない」

不倫でしがち

ひざまくら

不倫再発率

120%

対処法

サラブレッドとして育ったボクちゃんには、そもそも不倫を隠しとおせるだけの悪知恵も演技力もない。バレバレな嘘をつく、スマホの通知画面でバレるといった脇の甘さっぷりも一級品。なので尻尾はすぐにつかめるだろう。浮気調査をするまでもなく、証拠はいくらでも手に入れられるはず。

しかし、「令和版3高タイプ」のボクちゃんは、問い詰めるとすぐに攻撃的・感情的になる傾向が極めて高い。そのため夫婦間での話し合いは難航することが予想される。すぐに実家に泣きつくという習性も併せ持つため、姑が「ボクちゃんがかわいそう」と援護射撃してくることも想定しておきたい。情で訴えかけても理屈で説得しても解決する見込みは薄いので、婚姻費用をもらって別居するという選択肢も検討したい。

離婚をする場合は、「すべて弁護士さんを通してください」とお任せにしたほうが、嘘八百の妻ディスを聞かずに済み、精神衛生の面からも好ましいだろう。やっぱり再構築したい、というときは、まずはボクちゃんにきちんと謝罪させることを徹底しよう。「自分の非を認め、悪いことをしたらごめんなさいと謝る」、という幼稚園で習得すべきことのおさらいではあるが。ここをうやむやにしたままの夫婦関係の続行は、妻の精神衛生に悪いだけでなく、不倫や浮気の常習化の手助けをしているようなものである。

今回のゲスオと不倫に堕ちる女子へ伝えたい!戒めの言葉

主な特徴は、
・男のスペック重視

優良物件大好き!恋より愛より自分が好き。芯の弱いインテリボンボンなら、自分の魅力でマウントできる!?なんて思ってたりして。
でもね、ひたむきに自分の優越感の為に頑張るキミたちの姿は素晴らしい。あたかも出世のために魂を売り払って上司にかしづく企業戦士そのものともいえる。そうだよね~、好きな男と一緒になっところで、長い人生、幸せになれるわけじゃないしさ。Twitteみればコロナのせいで養育費が減額されただの、滞ってるだのが山のようにつぶやかれているしね。良家のインテリボンボンを転がして安定お気楽生活。目指そうじゃないの!

あ!そうそう、こいつらの周りには、頭が回る母親が必ずついてくるけどな。

<記事:Ozzy>

ゲスオ図鑑とは?

妻や彼女に対する最大の背信行為、不倫・浮気。しかし残念なことに、一定数の男はその愚を犯す。そしてこの世の女たちも、目の前の男に配偶者や彼女がいると知りながら関係を持つこともあるのが現実である。ゲスオ図鑑ではその生態を暴き、配偶者や彼氏がいるすべての女性が「もしも」の際にその生態や心理を読み解くことを目的とする。さらに独身女性にとっても、不誠実な関係を持ったばかりに人生を無駄にしないよう、参考にしていただくことを目指している。


企画・編集:CiaoLab編集部
記事:
イラスト:リボマユ(TAGGY DESIGN)
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誰かに恋をしたり、愛したり。そこには人の数だけドラマが生まれます。とはいえ、そのドラマは必ずしも素敵なもの、とは限りません。出会って恋に落ち、結婚をした二人でも、別れを迎えることもある。恋が道ならぬモノであることも、少なくありません。
私たちを取り巻く「恋愛事情」や「夫婦の関係」は時代とともに、大きく様変わりしてきました。
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