浮気調査：探偵の浮気調査が必要な理由、法的に離婚が認められる証拠とは【基礎知識001】

配偶者が浮気・不倫という状況になった時、必ず以下の選択をすることになります。

• 原因を排除し、夫婦関係の修復をしたい
• 現状維持（離婚の拒否）
• 離婚する

その場合、必要になることは浮気・不倫を行った配偶者に、事実として認めさせることです。しかし、「100％間違いない！夫（妻）は絶対に浮気をしている」とわかっていても、法的に浮気や不倫と認められないケースが多々あるのです。

したがって法的な根拠として証拠を提出し、不倫の事実を認めさせるために調査会社が必要となります。

浮気・不倫の定義ってなに？

配偶者が何をしたら浮気・不倫なのでしょうか？あなたはどのように考えていますか。

• 夫が街で見知らぬ男性と腕を組んで歩いていた。
• 妻が突然、理由を作って深夜に帰ってくることが増えた。そんな時は絶対に電話に出ないし、LINEの返事も遅い。
• 夫のLINEを見たら、明らかに不倫相手と思われる女と愛を語っていた。

いかがでしょうか？いずれも大変怪しいし、間違いなく不倫していると思われます。

しかし、離婚裁判では上記はいずれも証拠と認められません。なぜなら浮気・不倫について法的にきちんと線が引かれているからです。

浮気・不倫は法的に「不貞行為」といいます。

不貞行為（ふていこうい）とは、夫婦・内縁関係にある男女のいずれかが、それ以外の異性と一定期間肉体関係を持つことで、それを行うこととされています。

※民法第770条 第1項に定められる、法律的に認められる離婚理由となります。

裁判で不貞行為を立証するためには、現場を押さえて不貞行為が行われた証拠を抑えないといけないことになります。加えて、裁判の判例から、1回だけ性交渉を証明しても成立せず、複数回にわたってセックスしていることがわかるよう証明することが求められます。

単純に、人のセックスの現場を証明する、しかも複数回！そんなことが私たち一般人にできるのでしょうか？逆に言えば、そこまでしないと不貞行為は認められないなんて、何だか法律って誰の味方なのかよくわからなくなってきますよね。

探偵は不貞行為の証拠を抑える手段

配偶者の浮気・不倫を疑ったとき、確実にそうだとわかったとき、いずれも法的な解決を望むのであれば、不貞行為の証明が必要になることがわかりました。

相手が認めない場合、私たち一般人にとっては、唯一の証拠を集める手段が探偵となります。なぜならば、不貞行為を証明する証拠として成立させるには、有効なものとそうでないものがあるからです。現実的に、ベッドで性行為をしている写真を撮ることは困難です。

また、個人でがんばって以下のような証拠を押さえたからといって、本人が認めなければ、それだけでは法的な証拠として不十分となります。

• シティホテルのエレベーターで二人が消えいった写真
• 浮気相手の自宅への出入りする写真
• ホテルの領収書
• LINEのやりとりから性行為があったことがわかる内容のキャプチャを入手

とくに、裁判離婚の場合であれば、専門的な知識や、幾多の事例・判例を理解している探偵でなければ、勝てる証拠が掴めず、最終的に離婚することになっても、本来請求できるはずの満足な慰謝料を手にすることができないまま、弁護士などの費用が嵩むだけという結果になりがちです。場合によっては親権・財産分与にも大きく影響を及ぼします。

このようなことから、早期解決とその先にある人生を幸せにおくるためにも、有効な「証拠」をしっかり抑えることがもっとも重要となり、専門の調査会社、探偵を利用する意味がでてくるのです。

解決の道筋を掴む

「配偶者が不倫をしているみたい」「恋人が浮気している気がする」。そんな時は不安な気持ちに寄り添って慰めてくれる誰かに、話を聞いてもらいたくなるものです。しかし、慰めの言葉だけでは問題の解決にはなりません。

離婚や婚約破棄になる場合は、慰謝料や養育費などの金銭的・法律的なことも含めて、考えることだらけ。関係を修復したいと考えている人も、不倫相手への慰謝料の請求なども視野に入れておくべき。しかし、今何をすべきなのか？有利な条件を得るためにしてはいけないことってあるの？配偶者への態度はどうすべき？と悩みは募る一方ではないでしょうか。

解決までの日々の生活はどう過ごせばよいのか。落ち着かない気持ちの中、うまく判断できないこともあるでしょう。CiaoLab編集部の取材を通して調べてみたところ、浮気・不倫専門の探偵事務所であれば、経験豊富なカウンセラーからのサポートを受けられるサービスもあり、多くの相談者の支えになっていることがわかりました。一日も早く不安から解放されて、着実に解決への道を目指しましょう。