誰かに恋をしたり、愛したり。そこには人の数だけドラマが生まれます。とはいえ、そのドラマは必ずしも素敵なもの、とは限りません。出会って恋に落ち、結婚をした二人でも、別れを迎えることもある。恋が道ならぬモノであることも、少なくありません。
私たちを取り巻く「恋愛事情」や「夫婦の関係」は時代とともに、大きく様変わりしてきました。そこには、働く女性が増えたことや、男女ともに結婚をしないという選択ができるようになった社会背景が深く、影響しています。
加えて、スマートフォンの普及やSNSの台頭によって、出会いの方法も多様化。恋人や夫婦のコミュニケーションの形も様変わりしました。新しい出会いといつでも「遭遇」できる、好きな人といつでも「つながれる」という便利さは、同時に不倫や浮気といった「道ならぬ恋愛」をより身近なものにした、といってもいいでしょう。
事実、1970年には100万件以上あった婚姻件数は、2018年には59万件と減少しています。人口減の影響はもちろんですが、一方で離婚件数は1970年には約9万5千組、2018年には20万7000組と増加しているのです。
今、私たちが生きる時代は、さまざまな価値観が多様化しています。加えて、テクノロジーの進化によって情報発信やコミュニケーションの利便性が増しました。これにより、以前とは比べ物にならないくらいに、男と女の関係も複雑なものになっています。この流れは今のままだと加速し続けることでしょう。
そんな時代だからといって、恋愛や結婚が「お手軽」なものであっていいのでしょうか?
人と人が心を通わせるとき。そこに深い愛や情が流れることを、私たちは自分の意思でコントロールできません。だから、新しい出会いはトキメキや喜びをもたらし、一方でかつて分かち合った愛と信頼を失ったときには心が痛み、傷つくのです。
出会いがあれば、別れもあります。そして、別れることが「いけないこと」とは限りません。
しかし、一方が相手を裏切り、傷つけた果ての別れと。愛を持って選ぶ別れとでは、お互いのその後の人生に及ぼす影響は雲泥の差です。
イタリア語のあいさつ「Ciao」は「こんにちは」と「さようなら」2つの意味が含まれています。
出会いと別れを研究する、という意味を込めたCiaoLabは「男と女の幸せな在り方を考え、実現していきたい」という思いから誕生したメディアです。
2019.12.2 CiaoLab編集部
まだデータがありません。
誰かに恋をしたり、愛したり。そこには人の数だけドラマが生まれます。とはいえ、そのドラマは必ずしも素敵なもの、とは限りません。出会って恋に落ち、結婚をした二人でも、別れを迎えることもある。恋が道ならぬモノであることも、少なくありません。
私たちを取り巻く「恋愛事情」や「夫婦の関係」は時代とともに、大きく様変わりしてきました。
続きを読む