夫の不倫に悩める妻たちは、しばらくの間、一人モンモンと悩んだ後に友達や親きょうだいなど、身近な誰かに相談することが多いものです。でも、冷静に考えると友達も親もきょうだいも、不倫・浮気業界においてはド素人。ほとんどの“身近な誰か”は昼ドラ、サスペンスドラマで仕入れた程度の知識しか持ち合わせていません。加えて、相談してきた友達や娘、姉妹はその人にとっても身近で大切な存在。当然、立腹します。冷静な対処などできるはずがありません。
「夫の不倫問題をなんとか解決しよう」と決意したとき。最終的にもっとも頼れる場所は「探偵事務所しかない」といってもいいでしょう。なんといっても、彼らはプロです。でも「探偵事務所ユーザー」なんて身近で聞いたことないし。「あそこの探偵いいわよ」なんて女子会の話題にもなりません。コスメやレストランのように、簡単に「おすすめ情報」を仕入れられないのも事実。
ということで、CiaoLab編集部の新任編集長、「役立つ情報を提供するため」に探偵事務所に「実際の調査について、お話を伺わせていただけませんでしょうか?」と若干ビビりながら取材を依頼したのでした。
結論から言いましょう。まったくビビる必要はありませんでした。特別にオフィスも拝見したのですが、いたって普通のオフィスです。お問い合わせなのでしょうか。電話がよくなっていることが印象的。探偵事務所、という性格上、お顔もお名前も社名も非公開ですが、代表の方にお話を伺いました。
「依頼の多くが配偶者の不貞や浮気の調査ですね。男女比で言えば、依頼者の6割が女性、4割が男性です。配偶者の不貞に気づいてから半年後ぐらいに調査依頼をされる方が多いです」
悩んでいる時間として、半年間は相当に長くてツラいですね……。
「そうですね。調査のほうはご依頼から約1か月で結果が出ます。長くても2か月。そう考えると半年は長いですよね」
そんな実情を聞き、「悩める皆様のお役に立ちたい!」CiaoLab編集部は「情報発信をしていかなくては!」と使命感に燃えたのです。そこで、探偵事務所のご協力をいただき「調査の実例」をシリーズでお届けすることに決定いたしました。
※本コラムは実際のケースを元にプライバシーに配慮をした形で再構成したものであり、実在する特定の人物のエピソードではありません。
誰かに恋をしたり、愛したり。そこには人の数だけドラマが生まれます。とはいえ、そのドラマは必ずしも素敵なもの、とは限りません。出会って恋に落ち、結婚をした二人でも、別れを迎えることもある。恋が道ならぬモノであることも、少なくありません。
私たちを取り巻く「恋愛事情」や「夫婦の関係」は時代とともに、大きく様変わりしてきました。
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