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依頼者 :妻A子 46歳(専業主婦)
ターゲット:夫55歳(会社員)、単身赴任
結婚歴 :23年
浮気相手 :独身女性39歳(会社員)
神奈川県在住の妻A子さんは、夫と子供の3人の家庭で暮らしており、子どもはまもなく大学を卒業して就職するそうです。子どもが自立する生活の大きな節目のこの時期、長年悩んできた夫の浮気について、相談に来られました。
夫は昔からパチンコや競馬など、ギャンブル癖があり、お金があれば使ってしまうそうです。1年前から静岡へ単身赴任しており、妻A子さんが単身赴任先の住まいを確認した際、女性が出入りしているであろう痕跡(お風呂の排水溝の髪の毛、メイク落としシートのゴミ、など)をいくつか確認されたのです。
いまは誰もがスマホを持っている時代です。妻A子さんも、すかさず写真を撮って来られました。これは非常に大事なことで、位置情報がオンになっていれば、場所と日時をしっかり記録することができ、あいまいな記憶ではなく、しっかりした証拠の一つとして押さえることができます。
子どものこと、生活のことがあり、我慢に我慢を重ねてこられましたが、子どもが大学を卒業して就職・自立してゆくこの機会に、長年に及んだ悩める日々に終止符を打つべく離婚を決心され、証拠を掴んでほしいと相談に来られました。
参考までに子どもの年齢によって変わる親権判断の目安をお伝えしておきます。
年齢 | 判断の目安 |
胎児 | 胎児は、原則母親が親権者。 ただし、出産後の話合いによって夫が親権者になることも可能。 |
0歳〜10歳まで | 母親の愛情が最も必要な時期であるため、親権は母親になるケースが多い。 |
10歳〜15歳まで | 成長期。子どもの精神的、肉体的な発育状態を考慮し、監護状況(子どもの世話、関わり方の状況)や子どもの意思も含めて親権者を判断。 |
15歳〜20歳まで | 子どもに判断の能力があるため、子どもの意見を聞いて意思を尊重する。 |
20歳以上 | 成人をしているので親権者を決める必要が無い。 |
子どもの年齢によって判断が変わります。年齢が上がるにつれて、子どもの意見が尊重され、成人すれば、親権者を決める必要がなくなります。
まず、夫の仕事から生活パターンを調べます。単身赴任先ということもあって、妻と同居しているときとちがって行動も大胆です。単身赴任先での浮気調査はだいたいの場合、すぐに片が付きます。
居酒屋を出た後は、そのままバスに乗り、夫のアパートへ帰ってゆきました。翌朝、ちょっと早めに女性はアパートをでて、夫はいつもと同じ時間に出勤しました。
ビデオカメラの設置ができそうな場所がなかったので、週末もう一度張り込みました。不貞の証拠は複数回が基本になります。予想した通り、金曜日の夜、いつものパチンコ店から一緒にでてきた二人。前回同様同じ店に行き、夫のアパートへ帰っていきました。
その週末はずっと二人一緒で、コンビニに行くとき、クルマでショッピングモールに出かけた時も、仲睦まじい夫婦のようにべったりで、証拠写真もいい写真をいくつか収めることができました。
悩んでこられた期間が長かった妻A子さんでしたので、未練のようなものはなく、新しい生活に向けて、ある意味すっきりとされたようです。
「もう我慢の限界でした。家庭を顧みずパチンコに入りびたり、単身赴任先では女と浮気。浮気は以前にも何度かありました。しかし、子供や生活のことを考えるとガマンするしかなくって。。。しかし、これからもこの状態が続くと思うと耐えられません。今回、子供が就職するので、決心してよかったと思います。」
「相談の際、今まで、誰にも言えなかった悩みや、辛かったことを、女性のアドバイザーの方に、全部話して少しすっきりしました。おかげで、本当の意味で決心が固まりました。
今後の生活のこと、お金のことについては、あらためて相談したいと思います。」
今後、妻A子さんは弁護士の先生と相談して、慰謝料などの請求をしてゆくことになります。
以上を基本として、夫を浮気相手の女性に対して法的な手続きへと進みます。夫と浮気相手の女性はそれなりに大変なことになっていくでしょう。
まだデータがありません。
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