目次
浮気調査ターゲットプロフィール
相談者 サレ夫 28歳 (会社A)
調査対象者 ヤリ妻 28歳 (会社A)サレ夫と職場結婚
不倫相手 ゲスオ 37歳(会社A)ヤリ妻の上司、既婚、子供2人
サレ夫とヤリ妻、この二人が結婚したのは2年前。職場の仕事でたまたま一緒のイベント案件で知り合い、共通の趣味(ワインと音楽)の話も合って、意気投合。知り合って半年でゴールイン。まだまだ新婚ラブラブなはずなのだが、何だか妻の様子がおかしい!サレ夫がそう気づいたのは会社の制度のノー残業デーがあったから。そう、ヤリ妻はサレ夫と同じ会社に勤めていたからだ。
今回の相談者、サレ夫さんが語った奥さん(ヤリ妻)の疑惑の始まりは次のようなことがきっかけだったのです。
勤め先の会社は毎週水曜日がノー残業デーなのです。
いつもは夫婦で仲良く大好きなワインの美味しいお店で外食していたのに、一年ほど前から水曜日は女友達の家に外泊する機会が多くなりました。この半年は、ほぼ毎週女友達の家に泊まっているのです。ちょっとお世話になり過ぎていて、妻の友達にも悪いので、
「流石にこれだけ毎週お世話になるのはちょっと悪いから、今度の水曜は友人も誘って美味しいワインを飲もうよ。」
と妻に言ってみたところ、
「大丈夫、女同士の話があるから無理」
そんな感じで、無理!こないで!の一点張り。その友達は結婚式にも来てもらってるし、趣味のコンサートも一緒に行ったことがある顔見知りだし、やっぱり納得がいかないですよ。因みに、その友達の家は、自宅から電車で15分ほどの距離で、タクシーでも3千円かからないくらいの距離なのです。それから、恥ずかしいのですが、結婚してまだ2年で子無しなのに、もう半年もセックスレスなのです。
相談にきたサレ夫は、つかれた顔で肩を落とぎみに相談されました。サレ夫の率直な気持ちを伺ってみると、
浮気ではなく、妻には友達の家に行っていてほしいのです。実は僕もその友達とはLINEでつながっているので、LINEで直接、『いつも妻を泊めさせてくれてありがとう』と言いたいですし、なにより事実を確認したいのですが、何だか怖くて未だに連絡したことはありません。
最悪の状況の場合のことは、ちょっと今は何も考えたくないのですが、妻のことはすごく愛しています。それだけに、もし浮気されていたらと思うと、苦しいですし仕事にも集中できません。
もし、奥さんが本当に浮気していたら、離婚か、再構築か?どのように判断するのか尋ねてみたところ、以下の答えだった。
「それについては、調査結果で事実関係を知ってから考えます。」
不倫の現場は職場と仕事関係から始まることが圧倒的に多く、このケースはほぼ間違いなく不倫関係にあると思います。問題なのはW不倫だということ。
また、妻の不倫は夫の不倫と違って、セックス以上に、恋愛感情をしっかりもって付き合っている場合が多いことです。
ヤリ妻(奥さん)の不倫が、職場のW不倫だった場合、その代償はかなり大きいです。不倫相手には妻も子供もあり、相手が離婚した場合、養育費も含めて慰謝料はそれなりの金額になります。もちろん奥さんへの慰謝料も相当額は確実に請求されるでしょう。
さらに多くの場合は仕事を継続することも困難になる場合が多いです。サレ夫さんが奥さんと再構築する場合は、それらの負担も共有することになり、精神的にも辛いものがあります。このケースの場合、サレ夫さんも同じ職場であるということが最悪ですね。
調査を行えば、割と早くしっかりとした証拠が取れるケースが多いと思います。行動パターンも明確ですので、まずはノー残業デーの水曜日からしっかり調査を進めます。
毎週水曜日のノー残業デーは友人女性と食事、そして友人宅にお泊り。
かれこれ半年以上続いている。
まずは、問題の水曜日。終業後の奥さんの足取りを追いました。オフィスの近所の駅で待ち合わせていたのは、なんと!奥さんの上司ゲスオでした。二人はそのまま電車で移動して、新宿の温泉施設で人気のシティホテルへ入っていったのです。二人がでてきたのは翌朝。そのまま会社へ出勤しました。
法的に不倫の根拠を示すためには「不貞行為」の立証が必要です。
浮気調査:探偵の浮気調査が必要な理由、法的に離婚が認められる証拠とは【基礎知識001】
したがって、的を絞って翌週も張り込みます。予想通り結果はクロ。安居酒屋で食事をしたあと、ビジネスホテルへ消えてゆき、翌朝、先週同様二人は仲睦まじく同じオフィスへ出勤したのです。
外回りも二人で行くとことがあると聞いていたので、この日一日様子を見ていたところ、ホテルから一緒に出勤した2時間後、上司と部下という体裁でオフィスと出た二人が向かった先は、なんとラブホテル。きっちり2時間後にでてきた二人は、いつでもどこでも欲求にまかせて盛りあっているのでしょう。
奥さんは、夫を裏切るモラルレス妻でした。W不倫で愛し合うゲスオ(職場の上司)もとても仕事ができるまともな男とは思えません。なにしろ同じ職場の不倫相手と見境なく朝昼晩ヤリまくっているわけですから。その上、共有の知人を利用して1年以上平気でウソをつきとおす人間でした。
事実関係を整理すると、
上司と部下の社内不倫でこれだけやっていれば、いつかバレるでしょう。行きつく先は失業と慰謝料・養育費などの請求です。しかし、逆にここまで燃え上がっていると周りが見えなくなってしまうのです。
許せません!
同じ会社なので、自分自身はずかしいし、仕事を続けるかどうかわかりませんが、とにかく妻とは別れます。僕とは半年以上セックスレスなのに、そんなふうにところかまわず仕事中にもホテルへ行っているなんて、妻を愛していただけに考えただけでも、、、頭がおかしくなりそうです。
妻との話し合いには、探偵さんも入っていただいて助かりました。彼女は再構築を未だに言っていますが、受け入れる気になれません。最大限の慰謝料を請求して離婚するつもりです。
ヤリ妻の不倫相手、ゲスオには家庭もあるので、このケースの場合、ゲスオ妻からヤリ妻への慰謝料請求が発生します。したがってサレ夫は離婚した方が賢明といえるでしょう。本人同士はうまくやっていたつもりなのかもしれませんが、行動パターンの露骨な変化も、長く続けば当人は慣れてしまい、なんとなくそんなもの?となって見落としてしまうケースもあるようです。ましてや妻の浮気なんて全く考えてもいない夫からすれば、意外と簡単に騙されてしまうということでしょう。
今回はそんな、夫のモヤモヤした不安から発覚した、新婚なのに、上司とヤリまくる極悪・浮気妻のレポートでした。
※本コラムは実際のケースを元にプライバシーに配慮をした形で再構成したものであり、実在する特定の人物のエピソードではありません。
まだデータがありません。
誰かに恋をしたり、愛したり。そこには人の数だけドラマが生まれます。とはいえ、そのドラマは必ずしも素敵なもの、とは限りません。出会って恋に落ち、結婚をした二人でも、別れを迎えることもある。恋が道ならぬモノであることも、少なくありません。
私たちを取り巻く「恋愛事情」や「夫婦の関係」は時代とともに、大きく様変わりしてきました。
続きを読む